当研究室に興味のある学生の皆さんへ
林研究室の研究スタイル
林研究室は、有機合成に始まり、生物無機化学、錯体化学、物理化学、分光学、超分子化学、触媒化学から、 生化学、遺伝子工学、大腸菌によるタンパク質発現まで、幅広い研究テーマを扱います。NMR、MS、UV-Visからレーザーフラッシュフォトリシス、高速反応解析装置、AFMなど、さまざまな測定機器に触れることができます。したがって、当研究室は複数の分野にまたがる学際的研究を推進することが特徴の一つです。研究室の各メンバーは、それぞれ主体的に考え、調べ、実験・ディスカッションしながら研究を進めることが必要です。積極的な研究意欲がないと、十分な指導は受けられないと思ってください。最初は苦労するかもしれませんが、将来どのような分野に進んでも対応できる能力が養われます。プレゼンテーション能力、英語力も重視します。合成や生化学の多種多様な実験を行い、色々な測定機器を使いながら研究にどっぷり浸かってみようという学生さんを大歓迎します。博士課程への進学も積極的に推奨します。出身大学や専門分野は問いません。見学・質問など、いつでも受け付けますので、気軽に訪問してください。
- 林 高史 教授
- 06-6879-7928
- thayashi“at”chem.eng.osaka-u.ac.jp(送信時は”at”を@に変えてください。)
- 研究の上では、学生も教員も、先輩も後輩も、責任ある「一研究者」として平等です。
- お互いディスカッションを頻繁にしながら、朝から晩まで、「世界初、世界トップ」を目指して、 みっちり研究します。
- 研究対象は、有機化学、錯体化学、生化学、物理化学、触媒化学、高分子化学等多岐にわたることが特徴です。
- 研究し始めの4年生もハードカバーの立派な実験ノートを与えられます。
- 実験ノートに書いた実験記録は、毎週末 にWeekly Report (英語)にまとめて、次につながる研究方針を立てます。
- Research Meeting を毎週土曜日午前中に開催します(自分の研究の進捗を報告)
- 雑誌会を毎週月曜日に開催します(最近の論文紹介等)。
- 抄録会を毎週1回、不定期にします。ここでは、JACS, Angew. Chem. 等の速報を、当番で紹介します。
- 幅広い視野と知識及び技術を獲得するための環境づくりをしています。
- データが出たら、学生でも、国内外の学会に積極的に発表します。
- 特に博士課程の学生さんには、海外での発表の機会を与えます。
- 外国人の先生を招いた際には、学生さんも、英語で自分の仕事をディスカッションする機会を もうけます。
- 発表練習や要旨・論文作成など丁寧に指導します。
- 「研究室イベント」の写真をごらんください。
博士課程修了学生:
東北大学、京都大学、大阪大学、Freie Universitat Berlin (ポスドク)、Univ. of Texas at Austin (ポスドク)、
Northwestern Univ. (ポスドク)、University of California Irvine(ポスドク)、University of Basel(ポスドク)、豊田中央研究所(ポスドク)、九州大学(ポスドク)、Eindhoven Univ. Tech.(ポスドク)、萬有製薬、日本ペイント、タキロン、住友ベークライト、積水化学、
帝人、カネカ、三井化学、住友化学、旭化成、久留米高専、三菱化学、中外製薬、日本触媒、塩野義製薬、JSR
修士課程修了学生:
花王、ファイザー製薬、日本触媒、三井化学、住友製薬、日立化成、日本ポリウレタン、東郷メディキット、
三菱レイヨン、旭化成、三洋化成、東ソー、ダイセル化学、第一工業製薬、東洋紡、協和発酵、DIC(大日本インキ)、
カネカ、ブリヂストン、村田製作所、クリロン化成、日東電工、荒川化学、東レ、JSR、大日精化、(Yale Univ. —大学院進学)、住友化学、日本ゼオン、日本ペイント、帝人、味覚糖、関西ペイント、富士フイルム、クラレ、サカタインクス、テルモ、宇部興産、日本ガイシ、日本化薬、日立、コニカミノルタ、積水化学、リコー、ダイキン工業、住友電気工業、日油